ビデオグラファーという仕事のメリット・デメリット

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よく生徒さんやSNSを通じていただく質問の内容にこんなものがあります。

フリーランスの映像クリエイターになりたいのですが、撮影と編集両方できないとダメでしょうか?

といった内容です。これに関してはもちろん「そんなことはないですよ」とアドバイスをすることが大半なのですが、自分がどういうスタイルの映像クリエイターとして進んでいきたいのか、最初の段階だとなかなか見えにくい部分も多いかと思います。
例えば、編集だけを請け負っている方もいれば、撮影から編集までを行っている方もいます。
ちなみに私はビデオグラファーという肩書で活動しておりまして、基本的にはプロジェクトをワンストップで撮影から編集までを一貫して請け負って仕事しております。
このビデオグラファーのメリットやデメリットをお話させて頂こうと思いますので、自分の方向性を悩んでいる方にちょっとでも参考になればうれしいです。

そもそもビデオグラファーって何ですか?

最近ではビデオグラファーという言葉もだいぶ浸透してきていて、実はこういった定義ってどんどん時代とともに曖昧になったり変化していくんですよね…。フォトグラファーという言葉の感覚のままでいうと、ビデオグラファーは動画の撮影をする人?っていう感じですけど、一応ビデオグラファーという定義はただのカメラマンという認識ではないんですね。それがこちらです。

In essence, a freelance videographer captures video content for various brands and clients on an ongoing or project-to-project basis. They work under a producer, alone, or as part of a small team to record footage for anything from a long-form documentary to a short music video or TV advert. They are responsible for maintaining and operating their equipment, shooting the actual footage, and usually editing the content themselves afterwards

https://www.yellowcat.london/what-does-a-freelance-videographer-do/

英語の引用文ですいません…。相当ざっくり言うと、ビデオグラファーとは撮影だけではなく、編集も一貫して行う人のことです。
しかしこれはただの表面上の定義であって、更にここから深堀りしていくと、ビデオグラファーの中でもスキルの違いから個性やスタイルが大きく変化してきます。
まず、フリーランスということは機材やPCなども基本的には自前ということになります。
例えば撮影に関しては、もちろんどういう機材を所有しているのか次第で、撮れる画にも影響してくるでしょう。一眼レフカメラなのか、シネマカメラなのか、レンズはどんなものがあるか、照明機材は十分あるか等。
もちろん機材だけではなく、どんなジャンルの映像を撮るのが得意なのかでも、全然スタイルは違ってくると思います。

編集に関しては、シンプルなカット編集くらいしかしないビデオグラファーもいれば、モーショングラフィックスに精通している人、3DCGまでやる人、カラーグレーディングが得意な人、音の整音ができる人など、それだけで見ても相当な幅に振られるわけです。

ではビデオグラファーはこれらが全て出来なければいけないのか?というとそうではなく、こういう多岐にわたる映像ジャンルの中で、自分は何が得意だったり、何をアピールしていくかによって、ビデオグラファーの中でも違いが出てくるんですね。

ワンストップってどういうこと?

ビデオグラファーのメリットのお話に行く前にもう一つ。

私はよく自分の肩書を説明するときに、「ワンストップで行っている」ビデオグラファーと、このワンストップという言葉を強調して伝えることが多いです。

先ほど上で、ビデオグラファーは撮影から編集を一貫して行う方のこととお伝えしましたが、これってすでにワンストップなんじゃないですか?と感じるかと思います。
ではなぜビデオグラファーという言葉にはすでにワンストップというニュアンスが含まれているのに、あえて私はワンストップという言葉を出して強調するのか。

それは、撮影編集というだけのワンストップではなく、ビジネス的観点からの企画相談や納品後の分析や次なる提案などまでをフォローしてこそ「ワンストップ」だと思っているからです。
ここまでやって初めて、プロジェクトの相談・依頼(ゼロ地点)から納品(ゴール地点)そして分析を踏まえての次の提案(再度ゼロに戻る)という輪廻的な流れを作ることができるからです。
そして、ここまでのレベルでのワンストップ的な考えで活動できているクリエイターは、相当少ないというのがたくさんの代理店さんからお聞きした現状でもあります。

では次ページで早速ビデオグラファーのメリットデメリットを紹介していきます。

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